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~a thin line between junks and masterpieces~

2016年1月30日土曜日

100年前のイギリスへタイムスリップ


若い頃から絵の才能はあったものの、戦争や結婚の影響で、絵を描く事から遠ざかっていた
ヘレンおばあちゃん(Hellen Bradley、1900-1979
7人いる孫に、自分が過ごしたエドワード朝 時代の幼少期の生活を伝える為に
65歳から再び絵筆をとり始め、数冊の絵本シリーズを出版しました。


その中から、フリーマーケットで3冊まとめ買い。

どことなくグランマモーゼスの描く世界にも共通するのは
自身のの記憶をもとに、
当時の生活、イベント、風景の中に身近な人々を忠実に
描いているからでしょうか。


 'Miss Carter Came with Us"(Jonathan Cape 1973)
Hellen Bradley









生まれ育ったイギリス北西部ランカシャーを舞台に
登場人物は、家族、親族,近所の人々達。
大家族で囲む食事のシーンやおめかしをして出かける旅行の風景など
素朴だけど、まるで映画のワンシーンの様に詩的でロマンチック、
眺めるだけでホッコリしてきます







”The  Queen Who Came to Tea"(Jonathan Cape 1978)
邦題は”お茶においでになった女王様”





ビクトリア女王ご崩御の後、新しい王様と女王様を迎えるパレードに
精一杯のオシャレをして参列する家族を描いてます。




20世紀からの100年間、機能性重視して発展してきたせいか、
衣装、インテリア,バスや車のビジュアルデザインは
むかしの方がエレガントで素敵と思うのは私だけでしょうか、、


自分が年を取るにしたがって
視力,体力、気力の低下は避けられない現実の中、
65歳からこれだけ感性豊かな絵を描き続けた
ヘレンおばあちゃんにその秘訣を教えて欲しかったな、、、


2016年1月1日金曜日

happy new year 2016

新しい年が 始まりました

みんなにとって良い一年であります様に!