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~a thin line between junks and masterpieces~

2019年2月27日水曜日

現代の千手観音


数年前、電車内で通勤時間をフルに活用している女性が
向かいに座っていました。左手で携帯持ったまま、、








朝食







身だしなみ






メイクアップ









全て、完了。












結構揺れる電車内でのメイクは
千手観音並みの神わざでした。

アッパレ








2019年2月20日水曜日

絵本の中のアーネスト ボーグナイン

その昔、古本屋で10円くらいで買った絵本、
Old Mother Hubbard and Her Dog(ハバードおばあちゃんと愛犬)は、
ボロボロの本ながら、私にとっては、宝物の様な一冊。
英国の伝承わらべ唄、マザーグースの一節を絵本にしたもので、
その内容は、純真なハバードおばあちゃんとそれをあざ笑う様な 
生意気な犬の掛け合い漫才みたいな感じ、
お話全体、韻を踏みながら進んでいきます。
今風に読めばラップの歌の様にも聞こえてくるのが可笑しい。

Old Mother Hubbard and Her Dog
Penguin Books(1960)
Paul Galdone(絵)


例えば

She went to the baker's
  To buy him some bread;
  But when she came back
  The poor dog was dead.

日本語に訳すと<韻>の部分が損なわれますが、こんな感じでしょうか、

おばあちゃんがパン屋で
パンを犬のため買った。
だけど家に帰ると
犬は哀れ、死んでいた。


そういう言葉遊びはもちろんのこと、私にとって何が見どころかといえば
おばあちゃんが愛犬を喜ばそうと、
魚屋、帽子屋、理髪店、仕立屋、果物屋、靴屋など 村中のお店を訪ねて行くところ。
スーパーやデパートがない時代、各専門店には独特の雰囲気があって
楽しいタイムスリップが出来るから。







帽子屋



仕立屋



理髪店




靴屋

いつもこのページで手が止まります
なぜかといえば
このおじさんの顔が、、



拡大図


私にはどうしてもアーネスト ボーグナインにしか見えないから



こんな本もありました。
TheTwo Old Bachelors(年取った2人の独身貴族 ) 
he Bodley Head(1975)
Edward Lear(話)

Paul Galdone(絵)






 拡大図


またしてもボーグナイン的なおじさま二人組の珍道中の絵本。 
ガルドンさんはボーグナインのファンだったのかもしれません。


そんなこんなで、懐かしさの余り『ポセイドンアドベンチャー』の
DVDを引っ張り出し
アーネスト ボーグナインに浸った今日この頃です。



『ポセイドンアドベンチャー』映画パンフレットから〜



70代映画、万歳!