視力は子供の頃からずっと良かったけれど、年齢には勝てません。
新聞など、細かい文字が読み辛い状態。
老眼ってやつです。
以前は、見ようと意識しなくても
勝手に目にものが入ってきていたので
以前は、見ようと意識しなくても
勝手に目にものが入ってきていたので
案外、見てるようで ”何も見てない”ことに気がつきました。
見えにくくなると焦点絞って懸命に見ようとするので
以前より ”見ている”かもしれません。
”何かを失うと何か別のものを得る”
身をもって実感。
そんな私、ハズキルーペを遅ればせながら手にしました。
かけると今までのふんわりファジーな視界が急に
クリアになってびっくり。
さて、
先日グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』を読んでいて、
気になったことがあります。
甘いお菓子の家で誘惑され、魔女に捕まった
ヘンゼル(兄)とグレーテル(妹)。
魔女は、グレーテルを奴隷に、ヘンゼルは太らせてから食てしまおうと、
檻に入れてご馳走を与え続けたのですが、
太ってきたら、魔女に食べられると察して
拾った骨を指に見せかけ、
拾った骨を指に見せかけ、
痩せたふりをしていた賢いヘンゼル。
これが通用したのは、魔女が極度の老眼だったから。
もし魔女がハズキルーペみたいなものをかけてたら
すぐに見破られて、別の展開になっていたでしょう。
意外や、この魔女には似合ってたりして、、
しかしながら
世の中、便利になると、ファンタジーは
生まれにくくなるのかな。
絵本『ヘンゼルとグレーテル』は世界中で多種、
出版されていますが
お気に入りはコレです。
Grim’s Hansel and Gretel( Kaye& Ward ltd,UK 1981)
(絵)Antonella Bollinger-Savelli
注目すべきは、ご馳走を与え続けられたヘンゼルのルックスの変化!
ビフォー
アフター
とても同一人物には見えない!
短期間に一体、何を食べさせていたのか!?
優しいパパの元に帰れてハッピーエンドだけど
その後ヘンゼルは減量し、元の姿に戻れたかは
ちょっと気になるところ。
ちょっと気になるところ。