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~a thin line between junks and masterpieces~

2013年9月18日水曜日

V&A Childhood Museum (ロンドン)



16世紀から現在に至る迄の世界中のおもちゃ、人形、ゲーム、衣装、
日用品等を通して、各時代の子供達の暮らしの移り変わりを
展示するミュージアムです。
ロンドン滞在中は入場料無料も手伝ってか、何度足を運んだ事でしょう
徒歩約10分程で個性的なお店が集まるBricklaneにもいけるので
Beigel Bakeでチーズケーキとベーグルを買って帰るのが定番のコースでした。
懐かしい、、


ロンドン東部のベスナルグリーン駅近くにあるこのミュージアムは
地下と地上2階で構成される大きな建物


大量生産が始まる以前に作られた古い玩具には目を見張る職人技や
ぬくもりを感じるものが多く、テレビやコンピューターも
ない時代に作られたモノのクオリティーの高さに驚かされます。



中でも絶対見落とせない私のお気に入り展示物といいますと、、


Golliwogg &Dutch Doll(ゴリワグ&ダッチドール)






高い成功を収めた絵本Golliwogg's Auto-go- Cart(1901)のキャラクターの
ゴーリー君とダッチドールの作者フローレンスアプトン
(Florence Upton)が大切に持っていた手作り人形






Alice in Wonderland
(不思議の国のアリス) 
Mad Hatters Tea Party-Wood &Metal Playset

ルイスキャロルの不思議な国のアリスの一場面、マッドハッターのお茶会を
モチーフにした木と銅で出来たおもちゃのセット
Talford Toys社によって1900〜1920年辺りに英国で作られたもの




一番好きなアイテムは40年代頃絵本やアニメーションで
子供達に人気のあったToy Town(トイタウン)

S.G.Hulme Beaman(S.G.ヒューム ビーマン)
1920年から30年にかけて作られた木材の小さな人形達。その一つ一つの
ユーモラスで温かな愛らしさに釘付けになります











子供が使える木馬や砂場も館内にあります。
ワークショップも充実していて
実際にたくさんの子供達が遊ぶ姿も見かけられます









Teddy Bear(テディーベア)



世界中の子供達の間で最も愛され続けているオモチャと言えばテディーベア。
エドワーディアン朝時代のベアは長い腕、出っ張り気味の背中、
突き出たハナ等、今のベアとはかなり違う貴重品。見ているだけで
癒されるベアが数多く展示されています。









館内は吹き抜けなので、最上階から下を見下ろすと
カフェで寛ぐ家族連れの姿が
ミニチュア人形の様に俯瞰で眺めらます。








アート、デザイン的なインスピレーションが
得られる貴重な場所。
是非じっくり鑑賞する事をお薦めします。

住所:Cambridge Heath Rd, London E2 9PA, U.K
http://www.museumofchildhood.org.uk




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