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~a thin line between junks and masterpieces~

2013年3月18日月曜日

Klumpe Roldan人形




その昔、サウスケンジントンのお洒落なブティックのウインドウに飾られていた妙に色っぽい人形に釘付けになったことがあります。豊満な体とセクシーな表情ですれ違う男性の熱い視線を集めそうな羨ましいタイプ。それがクランペ&ロルダン人形(Klumpe Roldan dolls)の一つと知ったのはだいぶ後になってから。1950年代にスペインのバルセロナのお土産人形としてスタートしたとは信じられない程の凝った作り。その後70年代迄作られ続けたそうですが、初期に作られた人形の方がクオリティーが高く熱狂的なコレクターが世界中に沢山いるのも頷けます。人形の種類は実に様々、ちょっとエキセントリックなものやでブラックユーモアも含んだもの迄いろいろあって、ファッションや小物の細部にまでこだわった職人技の技術に脱帽です。










この八の字眉でコミカルなヴァイオリニスト人形にはクランペ人形のタグがついています。セクシーなお姉様系の人形にはロルダンのタグがついている事が多い。スペインではクランペ&ロルダン人形の成功からそれらを模倣した人形も当時、沢山作られたという話。ちなみに以下3点の人形はクランペ&ロルダン人形ではないものです。




こちら、Riviera というタグがついた闘牛士の人形。
マドリッドにあった会社らしいです。つり上がった眉毛が特徴。







これは全長10センチ足らずの小さな人形なのに芸が細かい!
SC Barcelonaというシールが付いてます。







スペイン産のスーベニア用の人形でよく見かけるのは闘牛士とフラメンコダンサー




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