チェブラーシュカやひょっこりひょうたん島など、60年代前後に国内外で作られた
傑作立体アニメーションはその可愛らしさは勿論のこと、現在の作品に無い暖かみや懐かしさ溢れる
アナログ感も手伝ってか、ここ数年ちょっとしたブームになっていますが、オランダ発の
ヴィンテージの立体アニメーションのプロダクション,Dollywoodの世界を
知っている人は日本ではまだ少ない様。
知っている人は日本ではまだ少ない様。
オランダのウオルト ディズニーといっても過言でないJoop Geesink氏(1913ー1984 )によって40年代に設立された
パペットを使ったアニメーションスタジオです。
文字通り、Doll を使ったハリウッド版を目指し、延べ2000本以上の短編立体アニメーションを作り出しました
Geesink氏は実際には、プロデューサーであり最盛期には150人を超えるスタッフ等
(パペットメーカーやセット、大道具を作る人、カメラや照明係)、多種のメンバーが関わって
数多くの傑作アニメーションが生まれたという訳です。
舞台美術の仕事からこの道に入リ,イラストレーターとしても活躍していたGeesink氏ならではの
こだわりが全編で伺われ、人の手によって1コマ1コマ撮影され
構成された作品はまさに情熱と汗と努力の結晶のようなモノばかり
瞬きするのも勿体ないくらい、どんな些細な場面も手を抜かず きめ細やかな作りになっています。
以前このブログで,紹介したクノーリ君のアニメーションを始め、PHILIPS、KNORR等、
主にオランダの大企業の広告を沢山手がけています
こんな凄いクオリティーのコマーシャルが使われていたとは何とも贅沢な話。
Dollywoodのスタジオは現在ではなくなってしまった事は残念ですが
有り難い事にyou tubeで,沢山の傑作アニメーションが鑑賞出来ます
今年は Greesink氏、生誕100周年を記念して 作られた追悼ウェブサイト
詳しい事は、こちらまで
オランダのアムステルダムに本拠地のある
PHILIPSの設立75年周年を記念して1966年に作られたアニメーション
PHILIPSの設立75年周年を記念して1966年に作られたアニメーション
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