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~a thin line between junks and masterpieces~

2013年6月13日木曜日

ロンドン博物館-- The Museum of London

ロンドンの今昔ヒストリーがぎゅっと凝縮された楽しい博物館




ロンドンの誕生,そして古代から、近代~今日に至る迄の人々の暮らし、
町の移り変わりを展示したThe Museum of London。ロンドン観光の人気の場所、
セントポール寺院やバービカンの間に位置しながらも、やや奥まった場所にある為か、
大英博物館、他の有名ミュージアムに比べると浸透率がやや低いですが、
インタラクティブで娯楽性あふれる内容になっていて、
楽しい時間が過ごせます。おまけに数年前のリニューアルで
更に見やすい展示方法に変わり、しかも入場無料!

遊び心ある展示や2億点以上にのぼる珍しくオブジェを眺めているだけで
ワクワクしてきますが、私が特に気に入っている展示は
プレジャーガーデンとヴィクトリアンウオークのコーナーです。



プレジャーガーデン(Pleasure Garden)のコーナー

17世紀から19世紀にかけて社交の場として英国各地の広場に作られた
プレジャーガーデン。18世紀になると一段と豪華になり、楽団による演奏、
綱渡り、コンサート、ダンス、花火等で人々は楽しく優雅なひと時を過ごしていたそう。


このコーナーでは豪華でユニークな衣装に身を包んだ紳士、
淑女達の映像がプロジェクターで映し出され、まるでお芝居や映画を見ている様、
21世紀に甦ったプレジャーガーデンをリアルに楽しむ事が出来ます。
    


イギリスを代表するデザイナーによって再現された
Pleasure Gardenの衣装はゴージャスで前衛的。
帽子作家、フィリップ トレーシーによるユニークな
コレクションも見られます






もう一つのお勧めは
ヴィクトリアンウオーク(Victorian Walk)のコーナー

お菓子屋、パブ、仕立て屋,おもちゃ屋、理髪店等、
ヴィクトリアン時代にあった店を立体展示。
そこを歩くだけでディケンズの小説の舞台の中に
いる様なタイムスリップ感が味わえます。


床屋さんはレトロテイストに溢れる洒落た店内



お菓子屋さん


重厚なインテリアが素敵なテイラー








ピカデリーサーカスにあった老舗レストランの
ライオンズティー(Lyons Tea)の1920年頃の様子を
再現させたコーナー。制服に身を包んだウエイトレスの姿
が再現されています。





ロンドン市長のパレードに使われる1757年に作られた
豪華な馬車は目玉展示物のハイライトの一つ。




モダンロンドン(Modern London)のコーナーでは
戦後の復興から50年代、60年代に作られた代表的な
ファッション、デザインを展示。






60〜70年代のキュートなロンドンのスーベニア




世界に誇るビートルズからマリー クワント、
パンク時代を象徴する物等、イギリスを象徴する
刺激的な作品が沢山並びます。


ロンドンをいろんな角度から知るには最適の場所です

住所:150 London Wall,London EC2Y 5HN
www.museumoflondon.org.uk


セントポール寺院から徒歩約5分











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