1912年イタリアで設立され、今も尚続く木彫りのクラフト人形や置き物で知られるアンリ社。
一つ一つ、職人技で作られた50~60年頃に作られた木彫り人形は、
悲しい事に今では作られていませんが遠く離れたイギリスにも
お土産品として流れ着いたのか、表情豊かな人形達は月日と共にますます味わいを深め
ながら骨董屋さんや蚤の市、カーブートセール等で売られています。
極シンプルなコルク栓や栓抜き用の木彫り人形が多いのですが、
メカニカルの仕掛けでユーモラスな動きを見せてくれる物や大掛かりな動く
オモチャの様な物迄幅広い種類があります。これは長年連れ添ったおじいちゃんと
おばあちゃんが掛け合い漫才してるみたいな壁掛け。
おじいちゃんの事は全てお見通しといったとおばあちゃん
表情が全てを語る!
よく見かけるのはシンプルなコルク栓
メカニカルの仕掛けでユーモラスな動きを見せてくれる物や
オモチャの様に動く物迄、幅広い種類があります
これは後ろの取っ手を上げ下げする事で熱きキスを重ねる2人
youtubeで映像がありました
イタリアの飲んべえの僧侶は、年柄年中酔っぱらってます
こちらの赤ら顔のおじさんも帽子を脱いでご挨拶。
人間以上に表情豊か
どことなく田舎っぽく間抜け風のキャラクターが多いのも特徴
見ているだけでのほほんとした温かい気持ちにしてくれます。
接吻カップルの入れ物
見つめあう大きなフォークとスプーン
モチーフは人間だけでなく動物もあります
ペーパーナイフでしょうか?とても軽い木を使ってます
世界中にコレクターがいるようで骨董屋さんでは高価ですが、
たまに不要品整理したい人が出しているカーブートセール等では
1ポンドくらいで売られている事もあります。
1ポンドくらいで売られている事もあります。
最近気がついたのですが、その仕掛けは、神戸人形と
ちょっぴり似ている様な気がします。
ちょっぴり似ている様な気がします。
神戸人形は明治時代に作られ始めたからくり人形で、その滑稽な動きと仕掛けは、
日本人のみならず、神戸を訪れる外国人観光客からも人気を博したとの事なので
お土産物として渡った神戸人形を見たイタリア人が触発されて
作ったのかもしれません!?(勝手な憶測です)
神戸人形(AUTOMATA KOBE DOLL)の映像もyoutubeから。
世界に誇る日本の伝統工芸ですね
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