ある日 アスファルトの車道を 意気揚々と前進するカマキリが目に入り
その違和感にびっくり!
”君の遊び場は原っぱだよ”と思いながら 持っていた本の上に
なんとか乗せて近くの茂みに避難させた時のこと。
そのカマキリは”せっかく進んでいたのに邪魔するなよ”と
不機嫌顔。
その後も再び 道路に向かって行ってしまった,,
そういえば 最近 道で無残にも 車のタイヤでペチャンコになった
カマキリを見ることが度々あった事もあり、
その習性についてネットで調べてみたところ
意外な事実が…
カマキリの中には
ハリガネムシ(その名の通り 極細でハリガネみたいな水生生物) に
体を乗っ取られ, コントロールされてしまうケースを
京都の大学チームが発見したそうな。
その内容は
水辺に暮らすハリガネムシを食べたカゲロウやトンボを
陸地でカマキリが 捕食することで、カマキリの体内に取り込まれたハリガネムシは
その特殊な体型のおかげで命を落とすどころか、敵の脳内にスルリと侵入し
指令を出してカマキリの思考や行動を操ってしまうというもので
まさに弱肉強食の大逆転版!
元来、 水辺で 暮らすハリガネムシは
自分の故郷に帰る為、カマキリを操作し、
見事 水辺にたどり着けば カマキリのお尻から
スルスル~ と脱出し 大成功となる。
しかし現実は厳しく、
表面がキラキラ光る アスファルトの道を 水辺だと間違え
道路の上で哀れ、車の下敷きになってしまうという結末が多発。
私に見せたあの不機嫌な表情は、カマキリの脳内コックピットで 操縦していた
ハリガネムシのものだと思うと妙に納得出来る。
敵に食べられても 相手の脳内に入り込み、巧みに操作する
寄生虫ならではのハリガネムシの戦略は お見事!





